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第50週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)感染性胃腸炎 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は25.79人と前週(23.82人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は7.00人と前週(6.38人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は6.57人と前週(6.76人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
今週のトピックス
“年末年始に海外旅行をされる予定の方々へ”について取り上げました。
今年の年末年始は、海外旅行をされる方が大幅に増えることが予想されます。現在は国外においても、インフルエンザ等のさまざまな感染症の報告数が増加しています。また、海外では、国内で通常みられない感染症や報告数の少ない感染症が発生していることもあり、渡航先によっては注意が必要です。中でも、麻しんは中東、アフリカ及び東南アジアで、デング熱は中南米及び東南アジアの一部の国々で大きな流行がみられています。
麻しんやデング熱は、発熱や発しん等の症状を呈する急性感染症です。海外から帰国後2週間程度の間に疑わしい症状がみられた場合は、早めに医療機関に相談しましょう。また、医療機関を受診する際には事前に連絡の上、渡航先や渡航期間、現地での行動歴等も必ず伝えるようにしましょう。
感染症情報(令和5年第50週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html
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