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市長の日記「市議会6月定例会、閉会」

昨日をもって、小田原市議会6月定例会が閉会となりました。3期12年、通算48回の市議会定例会を経験してきたとはいえ、4年間のブランクを経ての再びの市議会には、当然ながら緊張感をもって臨みました。
 本来であれば居られるはずの安野裕子さんの席にお花が供えられている議場は、やはり寂しいものでしたが、きっと見守り、よい雰囲気づくりを助けてくれたものと信じています。

 すべての議案は承認され、5日間22人の議員さんからの一般質問も、様々な議論はありましたが一定のご理解を頂けたものと思います。
 今回の一般質問では、改めて市長に就任した私のマニフェストについて、その具体の内容や進め方を問うものが多く、鬼柳・桑原の水田環境保全、給食費無償化、主権者教育、エディブル・スクールヤード、地域支援型農業、地域交通ネットワーク、総合計画の取り扱いなどについて、特に多くの質疑が行われました。

 市民の皆さんの関心が高かった政策監については、条例を廃止。ゼロカーボン・デジタルタウンや、健康増進拠点施設については、見直すことを明言。地元住民の皆さんから署名の集まっていた城山地区の一号市街地案見送りについても説明。そのほか、今後のワクチン接種についてのスタンス、前市政における政策等の進め方の検証を求める意見、市役所内部での情報の取り扱われ方についての懸念なども意見が出されました。
 嬉しかったのは、一般質問の一番目に登壇した神戸秀典議員から、「共に一円融合を目指していこう」とのエールを頂いたこと。前市政を中心的に支えてきた神戸議員が、先んじてそのような意思表示をしてくれたことで、私も心から願っている一円融合への議会内の機運醸成に向けて意を強くすることができました。  

 議会が明け、今日からはマニフェストに掲げた諸事業の実現に向け、具体に指示を出していく局面へと移行します。先送りとなっていた人事は、7月1日に発令、組織としても新たなスタートとなります。
 また、市議会の閉会を待ってくれていた市内外の諸団体の皆さんとのコミュニケーションも、できる限り時間を取らせていただくつもりです。 夏に向け、連日のタイトな日程が待ち受けていますが、躊躇なく前進していきます。

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  • Posted : 2024/07/01
  • Published : 2024/07/01
  • Changed : 2024/07/01
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