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第11週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)インフルエンザ 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)感染性胃腸炎でした。
インフルエンザの定点当たり患者報告数は17.78人と前週(18.18人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は5.17人と前週(4.53人)から横ばいで、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は4.08人と前週(4.92人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
今週のトピックス
“インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の流行の現状”について取り上げました。
川崎市では、A型インフルエンザ、B型インフルエンザ及び新型コロナウイルス感染症のリアルタイムサーベイランスを実施しています。
新型コロナウイルス感染症は年末から報告数が増加し、1月下旬にピークを迎えました。その後はやや減少し、現在のところ大きな増減はみられませんが、流行は継続しています。また、インフルエンザは1月中旬までは主にA型が報告されていましたが、現在はB型が主流です。当研究所に搬入された検体からも、年明け以降はA型の検出数は少なく、B型が多く検出されています。
いずれの疾患も減少傾向にありますが、流行が継続しているため、発熱等がみられる場合は、症状が軽快するまでは自宅で休養しましょう。
感染症情報(令和6年第11週)の詳細をまとめたファイルを次のサイトからダウンロードしてください。過去の感染症情報もご覧いただけます。
http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/22-13-8-11-4-1-0-0-0-0.html
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