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- 川崎市立日本民家園は、昭和42年に開園した古民家の野外博物館です。日本各地から移...
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川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的に、昭和42年に開園した古民家の野外博物館です。東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋・船頭小屋・高倉・歌舞伎舞台など25件の建物をみることができます。この25件全てが国・県・市の文化財指定を受けており、民家に関する民俗資料なども収蔵し、日本を代表する古民家の野外博物館の一つとなっています。
(044) 922-2181川崎市立日本民家園
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- 日本で初めて鉄道が開通した横浜の地に、「原鉄道模型博物館」が2012年7月10日...
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当博物館は、原信太郎が製作・所蔵した世界一ともいわれる膨大な鉄道模型と、鉄道関係コレクションを、一般に公開するものです。
(045) 640-6699原鉄道模型博物館
まず、森づくりの理念と実践がしっかりと確立されていること。これまでの日本の林業は、皆伐された原野に苗木を植え、50年ほどを経て伐期を迎えた木を皆伐、また造林していくというサイクルが進められてきましたが、生き物も住む山林としての健全な環境、林業の経営、多様な植生による水源域の保全、土と水を保つ山の力などの観点から、今日ではその弊害も大きくなっています。
東白川村では、長伐期多間伐の考え方で、100年、150年、200年といった長期での育林を行っており、間伐を繰り返しながら良材を育て、樹齢や材積を蓄えて高値で取引できる材を育てつつ、間伐によって生じる十分な樹間、日差しの入る林床に芽吹く様々な下層植生による生物多様性の実現、様々な樹種が根を張ることによる保水力と土のグリップで災害にも強い山づくりなどが、同時に進んでいます。そうした森づくりは、いま世界で進められている森林の国際認証(FSCなど)にも当然合致するため、国内でも最高レベルの認証率を誇
っています。
そうした森づくりや育林への理念が、森林組合や製材業者、そして若手の林業者らにしっかりと伝わっており、世代を超えて受け継がれているところが素晴らしい。サミットの後半では30代から40代くらいの若手事業者らが登壇、本音ベースでのディスカッションもあり、人材の厚みを感じさせてくれました。またそうしたディスカッションを、村内唯一の中学生たちが会場で聞いていました。東白川村では、中学生になると山で植林をすることになっており、将来の村の担い手育成にもしっかりと取り組んでおられます。
また、そうした森づくりや林業振興を支える村としても、自信をもって薦めることができる東濃ひのきをできるだけ多くの人たちに使ってもらうべく、「FORESTYLE」という家づくりの提案を地元工務店や設計師らと共に進めており、東濃ひのきを使った家づくりへの支援として柱材40万円分ほどを村が施主にプレゼントするという取り組みなど、様々なバックアップを行っておられます。
そうした東白川村の取り組みに、林野庁は言うまでもなく、サントリーやmoretrees、生物多様性の保全に取り組むWWF、岐阜県立森林アカデミー、木造建築に取り組む大手ゼネコンなどもバックアップに力を注いでいます。
小田原で、健全な山林と、それを守り育てる事業者を支え、未来を担う人材を育て、木を大切に使っていくまちづくりをこれまで以上に進めるために、何をすべきか・・・。多くの示唆を頂いた東白川村訪問となりました。
素敵な皆さんとのご縁も複数頂きました。時局をとらえた含蓄の深い記念講演をされた、岐阜県立森林アカデミーの涌井史郎さんは、環境省が「地域循環共生圏」の取り組みに国内でいち早く手を挙げた時、その評価委員として小田原にも来られたことがあり、そのことをよく覚えて下さっていました。再会をさせて頂き、「何かあれば手伝いますよ」と笑顔で仰っていただきました。美しく健やかな森は、未来に遺すべき最高の資産のひとつだと思います。市として打つべき手を、しっかりと考えていきたいと思います。
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