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かわさき消費生活メールマガジン第206号

〜かわさき消費生活メールマガジン〜
「電話が止まる」「未納料金がある」などの不審な電話に注意

【相談事例】
自宅の固定電話が鳴ったので出ると国の機関を名乗る自動音声が流れた。電話に出ると「2時間後に自宅の電話などすべての通信を停止します。オペレーターと話したい方は1番を選択してください」というので、1番を押した。電話に出たオペレーターが、「調べるので名前と生年月日を教えてください」と言ったので答えた。「他県で携帯電話を契約した人の緊急連絡先がこの固定電話の番号になっている。電話番号を不正に使われているので警察にも相談するように」と言われた。その後固定電話の通信が止まることはなく、個人情報を伝えてしまったため、不安だ。

■アドバイス
●実在する国の機関、通信関連事業者などを騙った不審な電話がかかってきたという相談が多数寄せられています。これらの電話は、個人情報を入手したり、何らかの名目で金銭の請求をすることが目的と考えられます。
●自動音声が流れてガイダンスに従って操作するとオペレーターに繋がります。個人情報を聞かれたり、「あなたの電話番号が携帯電話の契約に使われている」などと不安を煽られたりします。警察に電話を転送するなどと言って、警察官を名乗る人物が登場したというケースもあります。
●事例では、「2時間後にすべての通信を停止する」と言われていますが、実際に電話が止まるようなことはありません。
●「未納料金がある」、「法的措置に移行する」などと言われるケースもありますが、慌てないことです。未納料金がないか心配であれば、自身が契約している通信事業者の電話番号を調べて問い合わせましょう。
●着信番号が+から始まる番号は国際電話からかかってきたという事例も多くなっています。国際電話の場合は、かけ直しをすると海外への通話料金が適用になり、高額になる可能性があるので注意しましょう。
●心当たりのない番号からの着信には出ないようにしましょう。着信履歴があってもかけ直しはしないことです。番号表示サービスや迷惑電話防止機能付きの電話などの利用も有効と考えられます。また、電話に出てしまったとしても、怪しいと思ったらすぐに切り、個人情報は伝えないようにしましょう。
●不審な電話を受けて心配な場合は川崎市消費者行政センターにご相談ください。

その他の相談事例はこちらから
https://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/256-4-16-1-3-0-0-0-0-0.html

ここに掲載する相談事例は、掲載時の法令や社会状況に基づき、一つの参考例として掲載するものです。同じような商品・サービスに関するトラブルでも、個々の契約等の状況や問題発生の時期等が異なれば、解決内容も違いますので、消費者行政センターにご相談ください。

川崎市消費者行政センター
電話044-200-3030
月〜金曜日 午前9時から午後4時まで
(金曜日は電話相談のみ午後7時まで受付)
土曜日 午前10時から午後4時まで
(土曜日は電話相談のみ受付)
※日曜日・祝日・年末年始(12/29から1/3)を除く。

発行・編集 川崎市消費者行政センター 
許可なく記事を転用することを禁じます。

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  • Posted : 2024/12/25
  • Published : 2024/12/25
  • Changed : 2024/12/25
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Web Access No.2420183