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市長の日記「SDGs、県要望、地震対応ほか」

お盆に入りました。酷暑は収まる気配がありませんね。少し早めにご先祖様をお迎えに行った墓所では、墓石が触れぬくらいの熱さに。東北では台風による大雨での被害が深刻化、関東でも16日あたりから台風7号が接近しそうで、警戒が必要です。東西で発生する地震、連続して列島を襲う台風・・・災害列島であることを例年以上に思う夏となっています。

 9日、「おだわらSDGsパートナー」登録式が市役所にて開かれました。2019年、小田原市は「SDGs未来都市」として認定され、取り組みが特に先導的であるとの評価により「自治体SDGsモデル事業」の指定も受けました。以来、官民で構成される「SDGs実行委員会(会長:原正樹さん)」が中心となり、市内の諸団体や事業所、そして多くの市民の皆さんの参加により、持続可能な社会の実現に向けた様々な活動が進められてきました。
 そのひとつが、地域内の諸団体や事業者の皆さんに「SDGsパートナー」として登録していただき、それぞれがつながり合って目標達成を進める取り組み。2019年度に第1期の登録を行って以来、今回が第7期、25者が加わり、累計で335者ものみなさんがパートナーとなられました。皆さんには市長から登録証(小田原の木材を使ったもの)をお渡しし、共に力を合わせていくことを確かめ合いました。

 夕刻、神奈川県庁へ。橋本副知事をはじめ県の都市基盤整備関係部局の皆様へ、小田原市としての要望をお伝えしました。主要県道や伊豆湘南道路などの各種道路整備をはじめ、地域交通、都市公園整備、2級河川の河床整備、無電柱化、沿岸部の越波対策や急傾斜地の土砂災害対策など、多岐にわたります。幸い、こうした例年の要望活動の成果もあり、また積年の人事交流による良好な連携体制もあって、事業は着実に進められています。

 横浜からの帰途、県西部で震度5弱の地震発生との報。追って入った情報により、小田原市では震度4であったとのこと、また大きな被害は確認されず、ひとまず安堵。それでも、鉄道の運転見合わせや、東名高速の通行止めなどが相次ぎ、東名高速を走っていた公用車は急遽圏央道から西湘バイパス経由にエスケープ、無事に小田原に帰着しました。
 その後、鉄道の運転見合わせが長引き、JRや小田急からは帰宅困難者受け入れについて相談があり、駅至近のUMECOや三の丸ホールで受け入れる準備を進めていましたが、運転再開や鉄道各社の対応により、実利用には至りませんでした。
 最近は、こうした地震発生時だけでなく、台風や大雨によっても鉄道が大事をとって運転見合わせをすることが多いため、市としても帰宅困難者の受け入れを想定したオペレーションや開設マニュアルなどを念頭に置いておく必要があります。

​​​​​​​ 週末からの3連休は、酷暑の中でも、各所で納涼祭やイベントが元気に開催されていました。私も都合の付く範囲で足を運ばせていただきました。お盆に入り、こうした諸行事も一段落となります。

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