びびなび : 神奈川 : (日本) Kanagawa

13日、消防関係の案件がふたつ。ひとつは、令和6年度消防功労者表彰の伝達式。小田原市消防団の中村和久消防団長に、消防庁長官からの章記（表彰状）を市長から伝達させて頂きました。昭和61年に消防団に入団され、以降35年間消防団員としてご活躍、ここ5年間は団長としてご尽力されており、小田原市消防団としては初めての受賞となりました。心からのお祝いと敬意、そして感謝を私からも改めてお伝えしました。

　もうひとつは、大船渡で発生した大規模な山林火災の消火活動に、小田原から派遣された消防職員らの帰任報告。数日前に「鎮圧」宣言がなされましたが、3,000ha近くが焼け、200以上の家屋が火災に巻き込まれるという大災害。神奈川県からの部隊として、小田原市からも第1次・第2次・第3次と派遣を行ったものです。
実際に現場で消火に当たった職員、後方支援として部隊を支えた職員それぞれから、現地でのリアルな活動の様子について報告がありました。小田原でも全く人ごとではなく、野山の乾燥が著しかったこの冬場は、何度か林野でのボヤのようなことが起きていました。今回の経験を、小田原消防としての日頃の備えと、万が一の体制準備に繋げることが大切です。

　午前中、市内の定時制高校に通う生徒のなかで特に優れた生徒を表彰する「就学精進生徒」表彰式が行われました。小田原高校の田澤空夢（かなむ）さんと、小田原城北工業高校の菊池陽菜（ひな）さん。
お二人とも、日中は地域の職場でお仕事をされながら、定時制高校での学びにしっかりと取り組まれ、田澤さんは生徒会副会長に加えバトミントン部部長、菊池さんは園芸部部長と、学校の活動や行事においても活躍。田澤さんは受験勉強にもしっかりと取り組み大学に合格、菊池さんはアルバイト先から認められ正社員として春から社会人生活が始まるとのこと。お二人の前途を祝し、私からもお祝いと激励の言葉を贈らせて頂きました。

​​​​​​​　お昼前、在モルディブ日本国大使館の石神留美子大使が、市長室を訪ねてくださいました。小田原市としてモルディブ共和国との交流を進めていくに当たり、市としての考え方や活動予定などについて、現時点での考えをお伝えするとともに、モルディブの国内の様子などについていろいろとお話を伺うことができました。先の市議会3月定例会において、7月に予定されているモルディブ共和国独立記念日に合わせたモルディブ訪問の補正予算が認められており、今後の友好交流に向けた準備を進めていくことになります。

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