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市長の日記「SDGsパートナー交流会 ほか」

11月も中旬に入り、雨ごとに秋が深まる感じがしています。市役所隣のケヤキ通りも、徐々に緑から黄色へと葉色がうつろい、落ち葉の量も増えてきました。そろそろ落ち葉掻きの季節でしょうか。

 8日、市民交流センターUMECOにて「SDGsパートナー交流会」が開催されました。令和元年7月に小田原市がSDGs未来都市に認定されて以降、SDGsの達成に向けて志を共有する企業や諸団体の皆さんに「パートナー」として登録して頂いており、それぞれの事業領域や専門分野においてSDGsに貢献する活動が取り組まれています。令和元年度の制度スタート時には36者で始まったものが、直近では335者ものパートナーが登録されており、たいへん心強く感じています。
 この日は、そうしたパートナーの皆さん同士が出会い、お互いの活動情報を共有することで、取り組みをさらに拡大もしくは深化させる機会になればと企画されたもので、前半はワークショップと活動報告、後半は懇親会を実施。会場のあちらこちらで会話や意見交換に花が咲き、パートナー間の交流が進んだのではないでしょうか。今後もより一層の交流につなげるべく、市として工夫していきたいと考えています。

 9日、公務はオフでしたが、午前中は「いこいの森」にて神奈川大学の学生さんたちに「森」について講義。午後は文化活動でお世話になっているピアニストの中根希子さんとチェロ奏者の白井彩さんのコンサートを拝聴。秋晴れの中、少しゆったりした気持ちで過ごせた土曜日でした。  

 10日は、午前中に今シーズン最後の健民祭へ。山王網一色地区では天候に左右されないよう体育館でのプログラム、桜井地区では市内で最も早くレクリエーション形式を取り入れたプログラムと、それぞれ工夫がされている健民祭。とても和やかな雰囲気で私も楽しませていただきました。
 曇り空の下、小田原城へ。2日から開催されている菊花展の会場を訪問。久しぶりの菊花展でしたが、出品する愛好家の皆さんの高齢化が進む一方、若手世代の新規加入もあるようで、会場には立派な作品が多数並んでいました。17日まで開催されています。
 天守閣では、好評につき期間延長となっている特別展「お城に動物園があった」へ。昭和25年に開設され、県内でも有数の動物園として多くの皆さんに愛された小田原動物園。昨年、最後まで残っていた猿たちが東筑波ユートピアに引き取られて、長い歴史の幕を閉じました。
 特別展では、たくさんの写真や資料、実際に飼育に用いた道具類なども展示され、物心ついた時から何度となく通った者にとっては実に感慨深いものがあります。この日は飼育員だった皆さんからたくさんの苦労話も聞かせてもらいました。お世話になった小田原市民の皆さん、ぜひご覧ください。こちらも17日まで。

 午後は、国府津小学校体育館へ。今年で8回目を迎えた「みかんの花咲く丘ファミリーコンサート」に参加してきました。国府津付近のみかん畑に着想を得て作られた唱歌「みかんの花咲く丘」をテーマに、駅での発車メロディーにこの曲を採用してもらうなど、国府津では「みかん」をまちづくりのシンボルとして取り組んでこられた経緯があり、このファミリーコンサートもその一つ。
 この日は、地元の石塚保育園・国府津保育園の園児の皆さん、国府津小学校の児童の皆さんによる歌をはじめ、国府津学校前囃子保存会の演奏などが続き、会場には親子連れからお年寄りまで多くの方々が集って、たいへん賑やかに。国府津ならではの素晴らしい活動です。

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